基本方針
地球環境を守ることを企業の社会的責任と認識し、環境保護活動と環境マネジメントシステムの継続的改善に努めます。
省資源・省エネルギーの推進やリサイクルの取り組みによる環境負荷低減や気候変動への対応、節水や廃棄物削減による循環型社会の実現等、環境に配慮した取り組みを推進します。
見据えるSDGs
地球環境を考えたモノづくり
工場内の廃棄物を原料として再活用
当社では、社内で扱う材料の重量収支を見える化しており、これを基に生産工程における廃棄物発生抑制や副生成物の再資源化を行い、社内で発生する廃棄物の排出量抑制に努めています。
例えば、上図にあるように炭酸カルシウム、カルシウムカーバイドを製造する過程で発生した副生成物を他の製品の原料の一部として再利用しています。
廃棄物を原料とした製品の生産
当社の灰テックビーズは、石炭火力発電所等で発生する廃棄物である石炭灰(フライアッシュ)を主原料に製造する人工的な地盤材料です。
廃棄物を製品化することで、物質の循環を促進し、廃棄量削減、省資源化へ貢献しています。
水資源の有効活用
水資源を有効活用するため、社内で利用する工業用水を循環利用しています。また、工場から排水される水は環境への影響がないよう管理・処理ができるシステムを導入しています。
冷却水の再利用
素材の加熱・溶解によって熱せられた電気炉を冷却した水は、冷却装置で再び冷却されたうえで再利用しています。
工業用水の再利用
水利用量の変動が生じても、工業用水の再利用に支障が生じないよう360m³の緩衝用貯水プールを設けています。
排水される水を中和し、環境負荷を軽減
工場内から排出する水の水質を常時モニタリングし、中和処理したのち排水しています。
温室効果ガス低減の取り組み
温室効果ガス低減に貢献する製造装置の導入、再生エネルギー使用の拡大、省エネ推進のため高効率設備の導入などに取り組んでいます。
再生油の使用
重油バーナーから再生油使用可能バーナーに切り替え、CO2排出量低減を図っています。
再生エネルギーの活用
2022年4月から本社事務所で使用する電気を水力発電100%のCO2フリー電気へ変更しています。
エネルギー効率の高い設備へ更新
配電盤を最新モデルへ更新することで、年間11,000kwhの省エネを実現しています。
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